羽村民報 No.568 2001.5.20

羽村市に隣接 瑞穂町長岡地区に

産業廃棄物処理施設建設計画が

 平成四年からあきる野市で産廃処理の操業を行い、悪臭、野積み、水質汚染などで住民の苦情が多い椛麹整備が、さらに同市に廃棄物混合破砕施設を計画し、住民の反対で断念しましたが、今度は瑞穂町長岡に産廃処理施設工場設置を都に申請。瑞穂町では関谷久町長(当時)を先頭に議会、地元町内会など町をあげて反対の運動をすすめてきましたが、東京都は建設計画を認可しました。
 日本共産党は住民のみなさんとともに、反対運動をすすめるとともに、西村まさとさんを先頭に左の文書をもって、都多摩西部建築指導事務所に要請したり、日本共産党都議団事務局と連携して都に説明を求めるなどとりくんできました。
「産廃の町」にしないためにも運動の輪を広げて
 工場予定地は羽村市に隣接する長岡地区にあり、工業専用地域といっても住宅地域がすぐ近くにあり、産業廃棄物の搬入するトラックの多くは羽村市を通過することが予想されます。このような施設が簡単に認可されるとなると、この一帯がごみ処理地帯になり、環境に重大な影響を与えることも予想されるので、運動の輪を広げていくことが求められます。

瑞穂町長岡地区の産廃処理施設建設問題についての要請

 瑞穂町長岡3丁目1番地29,28に椛麹整備が産業廃棄物処理施設「瑞穂トータル・ウェイスト・リバイブ」を建設しようとしている件について、多くの住民が反対の声をあげています。
 これまで、2度にわたって住民の反対集会が開かれ、瑞穂町議会でも全会一致で認可撤回を求める決議がされています。さらに、15,000筆を超える署名も集められています。
 本件施設は、住宅地域に極めて近く、子どもたちが遊ぶ公園もすぐ近くにあります。また、産業廃棄物を搬入する経路には老人ホーム、養護学校、小学校、動物公園などもあります。椛麹整備はあきる野市でも産廃処理をおこなっていますが、周辺住民から悪臭、水質汚染などたびたび苦情が寄せられています。椛麹整備の本社が所在する杉並区では「化学物質過敏症」と思われるいわゆる「杉並病」が多発し社会問題になっていますが、プラスチックごみを処理している杉並中継所が原因ではないかといわれています。本件施設もプラスチックごみの処理をおこないます。このような施設が簡単に認可されるとなると、さらに多くのごみ処理業者が集中することも心配され、住民が環境汚染を心配し本件施設の建設に反対するのは当然と考えます。
 よって貴職におかれましては、住民の気持ちをくみ取っていただいて、本件施設の建築確認を見合わせていただくよう要請します。
  2001年5月10日
多摩西部建築指導事務所 所長 庄司静夫様
日本共産党西多摩くらし介護相談室長 西村まさと
日本共産党瑞穂町議会議員      大坪たづ子
日本共産党羽村市議会議員      高橋みえ子
日本共産党羽村市議会議員      中原 雅之

住民の声が届かない都政のしくみを改革しよう

日本共産党西多摩くらし相談室長
西村まさと

 私もこれまで、河辺合同庁舎や、都庁に出かけ交渉してきましたが、町をあげて反対している産廃施設の建設をさっさと認めてしまう都政に強い怒りを感じます。私はこれからも住民のみなさんとともにたたかうとともに、住民の声が届く都政に改革していくために全力をあげます。