羽村民報 No.574 2001.7.8

産業福祉センターの利用促進を

都勤労福祉会館を改修
羽村市産業福祉センターWing"i"が産業振興の拠点として、3月4日にオープンしました。この施設は、以前は東京都勤労福祉会館として20数年、羽村市民を中心に企業だけでなく多くの市民団体に利用されてきたものでしたが、東京都が閉館してしまうというので、羽村市が移管を受けたものです。羽村市は6000万円ほどかけて改修し、市内企業や従業員、市民の皆さんが会議や研修の場として利用し、企業活動の促進や自己啓発を行う場として、またIT啓発のための情報発信基地を目玉にしてオープンしました。

まだ低い利用率
 市内の中小企業にとって「ITといっても、不況で金もないし、ゆとりもなくてとても」(市商工会役員)というのが実状のようで、5月にパソコン研修をしたのは2社だけ、会議や展示会などの利用を含めても、6社の利用にとどまっています。
 都勤労福祉会館時代に利用していた団体は一年間のブランクがありましたが、ダンス関係を中心に少しずつ利用が始まっています。(市内団体の5月の利用19件のうちダンスが12件と6割を占めています) 以前、多くの利用団体があったのが、なかなか戻ってこないのは、企業優先となっていることもあります。(企業は3ヶ月前から、市民は1ヶ月前から受け付け開始)
 「市内中小企業が多く利用していっぱいならともかく、がら空きなんだから、もっと一般市民に使いやすいように改善すべきでは」との声が出るのも当然です。

利用促進の方策は?
 PRや事業展開で…市長答弁
 6月定例議会で中原議員は、産業福祉センターが積極的に活用され、羽村市の活性化につながるとともに、市民が広く利用できるものにしていくべきであるという立場で質問しました。
【質問】産業福祉センターの利用状況はどうなっているか。
会議室、ホールなどの利用率はどうか。以前の都勤労福祉会館時代の利用率と比べてどうか。また、利用促進のための方策は。
【市長答弁】平成十年度の同時期三ヶ月と比較すると、会議室は勤労福祉会館時代が78件、産業福祉センターで36件。ホールは137件が36件となった。館の性格が異なるので件数に差が生じるのは当然である。
 利用促進のために、広報誌、パンフレットなどでPRしているが、今後はインターネットを利用したPRや情報発信基地としての事業を展開する中で、利用促進をはかっていきたい。
【質問】「IT啓発のための情報基地」が売りものであったが、その効果はどのようにあらわれているか、または、あらわれようとしているか。
【市長答弁】事業所を対象としたホームページ等の作成講習会にも多くの参加があり、事業活動にITが重要であるとの認識が広まっている。
【質問】市内の中小企業のホームページ作成の支援を行うということであったが、支援の実際とホームページ作成の見通しはどうか。
【市長答弁】3月にホームページ作成のためのIT講習会を開催したところ、38人の参加者があった。6月にも平日一日コースを3回、平日夜間二日コースを3回実施する。これを契機に市内中小企業のホームページ作成が盛んになっていくものと考えている。
【質問】一般市民の受付をもっと早くからできるように改善を。
【市民部長答弁】開館して間がないので、もうしばらくこのままで様子をみたい。