医療制度の改悪で高齢者の医療費は2倍以上に

高齢者の7割が「通院を我慢し減らす」(保険医協会調査より)

小泉医療改革は、患者や国民の負担が増えるという中身です。70歳から74歳の高齢者の窓口負担を2倍、また、健保本人の窓口負担やその家族の入院費は1・5倍にもなります。

立川相互病院の医事課の試算では下記のようになります。

<注>70〜74歳の方における1ケ月の通院医療費支払い増の例(外来分会計支払い)

具体例 来院
日数
現行支払  改悪後  負担増額 増加
割合
例1他の院所からの依頼で
骨シンチをされた方
 1日 5,000円 12,760円  7,760円 2・6
例2整形で診察と処方を1
  回。理学で牽引22回
22日 2,500円  5,000円  2,500円 2・0
例3内科にて自己注射指導
  血液検査処方箋が出た
 2日 2,500円  5,440円  2,940円 2・2
例4泌尿器科にて。リュー
  プリン注射と検尿。
 2日 2,500円 12,490円  9,990円 5・0
例5内科。在宅酸素療法
  指導処方箋が出た。
 1日 2,500円 18,700円 16,200円 7・5

*現行支払いはすべて上限で、マル福対象の方があてはまります。

保険医協会の高齢患者アンケートより

小泉内閣の医療改悪方針が実行された場合、「受診を手控える」というお年寄り患者が7割に達していることが、大阪と兵庫の保険医協会の調査で明らかになりました。改悪方針に「反対」と答えたのは、大阪、兵庫ともに65%を超えています。

調査自由記入欄には「介護保険料、保険料、通院の交通費、薬代、医者代等、年金10万5000円では生活できません。40年間働いてきたのですよ!」「将来のことを考えれば不安で生活の希望も亡くなります」「病気をいわず死を待つ」といった切実な声が寄せられています。(赤旗10月23日付)

日本共産党は医療改悪に反対します