羽村民報 No.620 2002.7.7

福生病院の充実は?…基本構想を策定中

羽村市議会六月定例会報告

 福生病院は福生、羽村、瑞穂で構成する一部事務組合の公立病院となり、救急夜間診療やMRIによる精度の高い検査ができるようになるなど、市民のニーズに応える病院になるよう取り組まれています。
 しかし、施設が古く、狭いため、利用する市民から「待合室が狭い」「診療科目を増やしてほしい」という声が出されています。
 羽村市も財政負担をしている(今年度約一億七千万円)ので、より市民の願いに応える病院になることが期待されています。
 中原議員の質問と市長の答弁を紹介します。

福生病院改築はどうなる
中原 福生病院改築の検討状況は。
市長 今後における福生病院の役割と、それに伴う施設整備の基本的な考え方などについての基本構想等の策定に向け現在検討中で、今年度中に基本構想、基本計画が策定される予定。

改築で病床数や診療科目の増設が
中原 改築のメリット、自治体の負担、都の支援の見通しは。
市長 改築のメリットは、病床数や診療科目の増設、また、救急医療の充実を始め、高度で良質な医療サービスの提供が可能となること。
自治体の負担は、現時点では示されていない。
都の支援については、施設整備に関わる工事費や初年度の備品経費について、補助金が見込まれているが、まだ結論が出ていない。

バスの運行は改築後に検討
中原 福生病院への交通手段(バス路線)の充実の見通しは。
市長 現時点ではバスの運行は検討していないが、改築が行われ、病床数が増加した段階では、改めて検討する必要があると考えている。

脳ドックの補助は福生、瑞穂と調整し判断
中原 福生病院の脳ドックについて、人間ドック同様、補助金を出す考えはないか。
市長 脳ドック検診は、脳血管障害などの検診に有効なもので、健康保持の観点からも重要であると認識している。福生病院の脳ドック検診は、本年四月一日から開始したばかりで、現在、検診者数の状況や今後の推移を見守っているところ。補助金については、今後、利用者や近隣市町の動向を見極め、福生、瑞穂と調整を図って総合的に判断したい。

福生病院の利用状況
福生病院患者アンケート調査(平成12年10月)より