小中全校に栄養士配置、自校方式、地場産食材
群馬・高崎市

給食大好き!きょうの献立なぁーに

 第四十四回自治体学校が七月末に長野市内で開かれました。高橋議員は「子どもの食文化と学校給食」の分科会に参加しました。以下、報告です。食を取り巻く環境はいま
 はじめに、助言者から、新聞に「若者たちの間ではやる奇食」の記事があったが、いま全体として@おやつの取り過ぎ、A肉を好み魚と野菜は嫌い、B柔らかい食べ物を好む、C時間を決めない「だらだら食い」といった現象が浮かびあがる。野菜の消費量も減ってきており、「キレる」「むかつく」などの問題行動も食生活の乱れに起因するのではないかとの指摘もある。さらに食品の安全性が脅かされており、教育としての学校給食の実現がいまとても大事である、との話がありました。

自校方式でおいしい給食 全国的には学校給食の民間委託の流れがあるなかで、小学校三十二校、中学校十六校すべて自校方式という高崎市の報告はすばらしく、参加者を励ましてくれました。すべての学校に栄養士が配置され、給食従事者は学校規模などにより異なりますが栄養士を含めて三人から七人います。

食材の八十一%が地元
 献立、食材の納入も各校に任されており、パン・米飯、牛乳類、野菜・果物、肉類、豆腐類、麺類、鶏卵等にいたるまで地元の業者に発注しています。高崎市の教育委員会の計算によれば、八十一%の食材が地域から供給されています。高崎市の年間の食材費は、約十一億円(二〇〇〇年度)ですから、約八億九千万円が地元の経済を潤していることになります。高崎市では、「高崎市学校給食地場産農産物等利用促進協議会」も設置、高崎産の大豆、小麦を使って醤油を作れないか、との声に、実施に向け動いています。すごいですね。

大人になっても
  なつかしい給食
 埼玉・草加市でも、自校方式です。地域の生活クラブ生協、おやこ劇場、労働組合協議会、新日本婦人の会、教職員組合、自治労連草加市職員組合で「草加・子どもの健康と学校給食を考える会」をつくり、「ひろがれ、おいしい、におい」という冊子も発行、地域ぐるみで子どもの健康と給食を考えています。「給食なつかしいなあ、大好きでした」とは、草加市で小中学校時代をすごしたプロ野球の小林広之投手のことばです。(冊子より)
 愛情のこもった給食を体験し、大事にされた子どもたちは、生き方も違ってくるかもしれない、そんな感想をもちました。
  羽村市六月定例議会で高橋美枝子議員は、学校  給食の食器の改善などについて一般質問しました。 要旨をお知らせします。
学校給食の食器の改善を
 羽村市では現在、学校給食でポリプロピレンの食器をつかっています。強化磁器食器などに改善するよう求めました。教育長は、現在使用している食器は、厚生労働省の安全基準に照らしても何ら問題はなく、変更する考えはない、と答弁しました。
地場野菜の利用は。増やす努力を
 羽村市の地場野菜の年間利用状況を質問しました。教育長は、平成十三年度は大根、白菜、小松菜で、金額は合計六十八万四千円とのことである。今後も地場野菜の利用に努めていく、と答弁。
学校給食の食材の検証を
 狂牛病、産地の偽装、輸入冷凍野菜の残留農薬、認められていない添加物の使用等などの事件がおきています。安全でより良い食材を子どもたちに提供できるよう、学校給食の食材について検証をしてほしい、と質問しました。教育長は、国内産である食品、無添加・無漂白食品、非遺伝子組み替え食品を条件としている。食品の安全性については万全を期しているので、改めて食材の検証をする考えはない、と答弁。
今後の学校給食のあり方を問う
 羽村市の学校給食は、一部事務組合である羽村・瑞穂学校給食組合議会でつくられています。全国で学校給食の一部事務組合はいくつか、羽村市の学校給食の方向性について質問しました。市長は、一部事務組合は全国で四十九団体、現在の方式を変える考えはない、と答弁しました。
ニュース
 あきる野市は九月からの学校給食に日本ハム製品を使わないことを決めました。羽村市は従来から学校給食には地元産(大多摩ハム、福生ハム)を使っており、日本ハムは使っていません。