羽村民報 No.638 2002.11.10
障害者福祉制度が大きく変わろうとしています。羽村市9月定例議会で高橋みえ子議員は障害者施策について一般質問しました。
羽村市の支援費制度の対象者は何人ですか
高橋 2003年4月から、身体障害者(児)、知的障害者(児)の在宅・施設サービスが措置から契約へということで支援費制度が実施される。羽村市における身体障害者(児)、知的障害者(児)の人数と、現在サービスを利用している支援費制度の対象者は何人か。市外施設利用は何人か。待機者の状況はどうなっているか。
市長 平成14年3月30日現在、身体障害者手帳の交付をうけている方は1,254人、愛の手帳の交付を受けている方は203人、合計で1,457人である。この内、現行サービスを利用している支援費制度の対象者は134人で、35人が市外の施設を利用している。待機者については、施設への入所を希望している方が13人、通所及び在宅サービスの待機者はいない。
支援費制度について体制は万全ですか
高橋 今年10月から支援費制度について市町村でサービスの申請受付が開始されることになっているが、いまだ未定の事が多いと聞いているが本当か。相談・申請・決定などに携わる市職員の体制は万全か。支援費制度について障害者や家族が良く理解できるように状況に応じてパンフレットを作成したり、障害者団体の要請に応えて説明会を開いたり、市民に対しても情報を提供する必要があると考えるが、いかがか。
市長 現在、厚生労働省から支援費制度の枠組みは示されたものの、支給額や利用者の負担額が提示されないなどの状況がある。職員体制は万全を期していく。情報提供については、障害者の方に9月5日にパンフレットを送付した。 説明会は既に「手をつなぐ親の会」「民生委員協議会」に、障害者団体には、羽村市、福生市、瑞穂町などの共催で行なった。今後は9月25日と10月3日に羽村市民を対象に市役所で行なう予定である。
利用料やサービスはどうなるのですか
高橋 利用料はどうなるのか。現在、障害者・児サービスを受けている人たちが、施設・在宅ともにこれまでの水準と利用料で引きつづきサービスが受けられるよう、羽村市は万全の措置をとって頂きたい。
市長 国から支援費の支給額や利用者の負担額が示されていない。国の動向を踏まえ対応していく。
施設建設など福祉サービスの基盤整備を
高橋 福祉サービスの基盤整備に全力をあげるべきだと考える。24時間体制の入所施設の建設、更生施設や授産施設の建設、ヘルパーの確保、ショウトステイサービスの充実、グループホームに対する支援等について羽村市の計画は。羽村市地域福祉計画についても具体的な数値を示し、実効あるものにしていただきたいが、いかがか。
市長 障害者福祉サービスの基盤整備や具体的な目標数値については、現在審議中の地域福祉計画審議会へ諮問している。答申をまって計画に反映していきたい。
精神障害者の保健福祉サービスの申請状況は
高橋 精神障害者の保健福祉については今年度から羽村市が取扱窓口になった。市内の申請者は何人か。「精神障害者家族会スマイルの会」に参加していない精神障害者は何人か。
精神障害者居宅生活支援事業の実施主体は、羽村市である。相談・助言業務やホームヘルプサービス、ショートステイ、グループホームなどの対応が求められている。羽村市の施策を伺いたい。
市長 精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は74人、精神障害者通院医療費公費負担を受けている方は478人、小児精神障害者入院医療費助成を受けている方は2人である。「スマイルの会」の会員は現在18人だが、参加していない方の実態把握は難しいものと考えている。居宅生活支援事業については、地域福祉計画審議会の答申をまって施策へ反映していきたい。
国や都に財政保障や減免制度の創設を求めて
高橋 国や都に対して、基盤整備に対する十分な財政保障を求め、利用者負担の軽減制度を創設させるよう働きかけを。
市長 他市と連携をとりながら対応していきたい。
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