市民の健康を守るために福生病院の充実を

十二月定例議会 市川えい子議員の一般質問

福生病院に心筋梗塞などの患者を受け入れる「冠動脈疾患集中治療室」の設置を
 多摩地区の人口は約四百万人で、最近の五年間だけで急性心筋梗塞の患者は四千人を超えています。
激しく胸が痛むと思ったらすぐ近くの冠動脈疾患集中治療室のある病院に行くことです。救命率が高いのは発症から三時間以内の治療で、六時間を超えると救命率が低くなります。

答弁「冠状動脈疾患集中治療室」を設置し、集中治療を行っていくには、医師や看護士の体制づくりとともに経営面からも問題があると言われております。こうしたことから、公立福生病院では、外科、内科などの疾病を対象とした、集中治療室的な機能を持つHCUの設置を検討しています。このことによって、準集中治療室が設置され一定の条件が整ってきますと、CCUに近い取扱も可能になると聞いています。

青梅総合病院や公立あきる病院のように心臓を救うネットワークに福生病院も関われないか
 心臓救急医療は多摩地域で現在十九の病院で連携し取り組まれています。一九八九年当時、八王子周辺で心臓救急医療ができるのは八王子医療センターだけでした。ベッド数は四床しかなく患者が集中すると対応出来ないでいました。地域を広げてみてみると集中治療室を持つ病院がいくつかありそれら病院が連携して患者を紹介しあったらどうだろうか。もっと多くの患者を助けることができるはずでは。そのような考えから、最初四つの病院の医師が集まり「多摩地区虚血性疾患研究会」をつくりました。現在、青梅総合病院・公立あきる病院が西多摩では加盟しています。

答弁現在検討されております準集中治療室が今後でき上がった段階においては、公立病院としての役割分担を踏まえ、検討していく必要があると聞いています。
 
病院建て替え計画の進行状況についてお尋ねします

答弁新病院の建設につていは「公立福生病院基本構想策定審議会」から提出されました「中間答申」の中に立て替えの場所や診療規模、新病院整備の考えかたについて示されておりますが、最終答申で病院建て替えに関する計画の内容が明確になるものと考えています。

後発医薬品使用への切り換えを福生病院でも考えるべきではないでしょうか 
 去年の医療改悪で患者負担が増大する中、患者の薬代を少しでも軽減したいという気持ちから、「後発品薬」を使用する病院が増えています。この後発品は、新薬とほとんど効き目は変わらないのに価格は安い薬です。宮崎県高原町の町立高原病院では本格的な使用を始めています。高原病院で使用している薬の数は八百品目でそのうち九十品目まで後発品へと切り換えました。その結果、狭心症の七十二才の患者の場合窓口本人負担は六百十六円少なくなりました。試算をするとほとんどの患者の薬代を軽減することが解っています。病院長は「ある患者さんが、年金が五万円。それなのに今まで三千円だった医療費が十月から一万円に跳ね上がったといいます。患者さんが通院回数を減らしたり、薬を飲まなかったりすれば病状は悪化し、大変な状況になってから来ることになります。その結果医療費も高くつくことになります。何とかしたい。でも私たちにできることは本当に些細なことです。」と話されています。今、公立病院・公立医療のあり方が問われてます。
 
答弁現在国立病院などでは、後発品医薬品が実際に使用され始めています。厚生労働省では「品質管理の面の改善にはしばらく時間がかかるとのことであり、今後、福生病院に対してメリットデメリットなどを含め後発医薬品への切り換えについての意向を伺いたいと考えています。
  
高齢者インフルエンザ接種への補助金を一般の補助金よりも上乗せすべきでは
檜原村では一人千円で村の診療所で接種を受けることが出来ます。羽村の場合は二千二百円の負担です。特にお年よりに限っての補助金の引き上げの検討をすべきでは。
    
答弁単独で公費負担額を増額することは、多摩地区全体の均衡を欠くことや、近隣市町村への影響も考えられるので現在のところ公費負担を増やす考えはありません。