羽村民報 No.656 2003.4.6

安心して出産でき 頼れる福生病院へ

三月定例議会で市川えい子議員が行った一般質問の要旨をお知らせします。

 自治体病院の役割は市民がけがや病気になったときすぐに受け入れてくれるという安心感を市民に与える事が必要です。日本共産党市議団が視察にいったある病院では、「とにかく何かあったらすぐに病院に来て下さい」と言っているそうです。市民から見れば「いつでも看てもらえるという安心感」があるわけです。
 福生病院では最近夜間の受け入れが難しいと言う事を耳にします。また、出産が福生病院で出来ない。出産の夜間受け入れを中止したという声もあります。最近「定期検診は福生病院で行い、出産は福生市内の病院の予定ですがこれでは不安です」との声も寄せられました。出産が出来ない福生病院では自治体病院の役割が果たせません。
 現状と今後の婦人科の対応について市長の考え方をお伺いします。

質問 全科にわたり夜間の受け入れが難しいと聞くがその理由は
市長 救急医療における診療科の体制は、内科系、外科系の二名の医師が当番制で対応している。
   当直医師の専門外の疾患による救急患者については、三次救急指定病院に応じた専門の病院への転   送、紹介をしている。 

質問 産婦人科の夜間の受け入れを止めたと聞いたがその理由は
市長 産婦人科の医師については、今年度当初四名体制でしたがその後、希望退職などで今年の四月から
   一名体制となるので出産の受け入れ制限をせざる得ない状況です。
   なお、二十四時間三百六十五日の診療対応には常勤医師三名以上と非常勤医師の体制の確保が必要   となります。市長として、医師の確保に向け全力を挙げてほしいと要請しています。

質問 妊婦定期検診の受診者数は何人か
市長 平成十五年一月中の健診人数は初診も含め延べ百七十四人です。しかし、産科の受け入れ制限をて   いるので通常の健診についても制限をしています。

質問 妊婦の方が夜間突然以上が起こった場合の受け入れはどう考えているか。
市長 医師の不足によって、妊婦の方の夜間対応が出来ません。異常時には、医師専用の電話などにより
   緊急登院や状況の取り次ぎを行い対応していきます。

今後の対応は?
  一刻も早く産婦人科が構成市町の住民の期待に応えられるよう「福生病院組合」に要請していく

市長 産婦人科の医療については福生病院の医療の根幹をなす診療科目に関わることであり公立病院の役割である「中核病院としての良質な医療の提供」の実現や病院経営の面からも、こうした状況は大きな問題であると考え手います。福生病院組合では産婦人科の医師が全国的に不足している状況からその確保に相当苦慮しているとの報告を受けておりますが、福生病院組合としてもこの問題を最重要課題として捉えており産婦人科を継続する方向で、後任の医師確保に向け全力で当たっているということです。
 いずれに致しましてもこの問題は二市一町で組織する特別地方公共団体であります福生病院組合が直接解決しなければならない問題であることから、医師の確保や他の医療機関との連携などについて強力に取り組んでいただき、一刻も早く産婦人科が構成
市町の住民の期待に応えられますよう引き続き 
要請していきたいと考えております。