羽村民報 No.661 2003.5.25      平成15年度羽村市一般会計予算討論

国民の暮らしが大変な時
市民のくらしを守るのが政治のつとめ

 3月定例議会で中原議員が行った、日本共産党羽村市議団の提出した修正動議に賛成し、市長提出の予算原案に反対する討論の要旨を紹介します。

 経済と国民の暮らしが本当に大変な状態に陥っているとき、国民の苦しみ、困難を取り除くのが政治の一番の努め。ところが小泉内閣は医療・社会保障の改悪、増税などで去年、今年、来年合わせて全部で4兆4千億円もの負担を国民にかぶせ、不良債権の早期処理ということで、中小企業つぶしをやっていまる。日本共産党は、国民のくらしを守る、国民の仕事をまもるのが政治の仕事であると主張し、昨年、一、社会保障の負担増の中止 二、消費税など庶民増税をやめる 三、中小企業を守る 四、雇用、失業対策の重視という4つの緊急要求を発表した。
地方政治においても、市民の暮らしを守ることを第一番にすべきなのに、羽村市ではこれまで、逆のことをやってきた。
 昨年は水道料金の値上げ、国民健康保険税の値上げ、ゴミ有料化が行われた。さかのぼると 修学旅行補助の削減、敬老金の削減、成人基本健康診査の縮小など行ってきた。
 15年度予算案ではこれらの事業が削られたままとなっており、一方では、住民の多くが反対している羽村駅西口区画整理の特別会計を設置し、2億9700万円をこの一般会計から繰り出している。
 この事業が強行されると、注ぎ込むお金が毎年毎年膨れあがり、6,7年後には毎年20億円ものお金を投じることになる。これは、住んでいる人たちだけでなく、市民全体にも犠牲を押し付けることになる。
 日本共産党は、この予算案にたいし、修正案を提出した。これは、羽村駅西口区画整理特別会計に繰り出すお金約3億円をストップし、そのうち約8000万円を、子育て支援を中心に、市民の健康、高齢者の介護、障害者の福祉につかっていこうというもの。
 羽村駅西口区画整理計画は、西口一帯 の建物や道路、下水、水道など壊し、造り替えるというもので355億円という巨費を投じ、関係住民にも大きな負担を強いるもの。現在の計画は白紙撤回し、関係住民とよく話し合い、 西口の特徴を活かして、環境や資源を大切にするという今の時代にふさわしい整備を行えば、これほどのお金は使わなくて済むはず。時代錯誤のムダな公共事業を削って、市民のくらしを応援する方に使えば、市民に役立つ市政となる。
 日本共産党の提案こそ、21世紀の地方政治の新しい流れに沿ったものであると確信する。

住民無視の羽村駅西口区画整理を凍結し
くらし福祉応援の予算に組み替えを

日本共産党は左の修正案を提出しましたが、新政会、公明党、民主党の反対で否決されました。

修正案の概要

子育て支援
乳幼児医療費助成 
 所得制限を撤廃し6歳未満児全ての医療費を無料に
高校入学時奨学金の増額 6万円25人分を12万円50人分に
中学校修学旅行補助 25,000円を33,000円に増額
私立幼稚園等保護者負担軽減補助金 1人月1,000円増額

福祉の充実
原子爆弾被爆者見舞金増額 年1万円を2万円に
難病患者福祉手当増額 月7,500円を8,500円に
心身障害者(児)タクシー費用、自動車ガソリン費助成金
 それぞれ年3万円を4万円に
訪問介護利用料の軽減 低所得者負担率3%を継続

健康をまもる
基本健康診査と歯科基本健康診査
 現在40歳以上対象を30歳からに拡大

 

  6月定例議会日程
 2003年6月定例議会の予定は次のとおりです。
6月2日 一般質問〆切、請願・陳情〆切
  4日 議会運営委員会
 12日 本会議(市長所信表明、一般質問)
 13日 本会議(一般質問)
 16日 本会議(一般質問、議案の審議)
 18日 委員会