羽村民報 No.667 2003.7.6

個人情報保護条例・情報公開条例に
4会派共同で、修正案を提出しました

羽村市議会6月定例議会報告

 羽村市議会6月定例議会は十二日から二十六日まで開かれました。
 市長から出された主な議案は、住民基本台帳ネットワークシステムのカード交付手数料を新たに加えた「事務手数料条例改正」羽村駅西口区画整理のために「業務委託の追加協定」「業務委託契約の締結」そして「個人情報保護条例」「情報公開条例の全部改正」などです。「個人情報保護条例」については、市長原案では個人情報保護と基本的人権を守る点で不十分であり、「情報公開条例」は市民の知る権利が十分保障されていないなど問題点が多いので、日本共産党三名と、市民ネット、民主党、羽村21の四会派、六人の共同提案で修正案を提出しましたが、新政会(自民系無所属)、公明党の反対で修正は実現しませんでした。

陳情4件は不採択

 市民からの陳情は四件でしたが、いずれも新政会、公明党などの反対で不採択となりました。

意見書については、

●「税源移譲を基本とする三位一体改革の早期実現を求める意見書」

●「悪質貸金業者(ヤミ金融)対策の強化を求める意見書」

●「配偶者の暴力の防止及び被害者の保護に関する法律(DV防止法)の改正と社会環境の整備を求める意見書」

以上の三件は全会一致で議決しました。

●「首都圏中央連絡自動車道の早期供用を求める意見書」は

「日の出インターからあきる野インター間を平成十五年度内に、八王子ジャンクションまでを平成十六年度までの開通を求めているものです。これらの区間は現在、高尾山と八王子城跡の豊かな生態系としての自然の保護、歴史的景観の保護を求めて「高尾山天狗裁判」がおこなわれており、あきる野市牛沼地区では土地建物の引き渡しの強制執行の可能性もありますが、意見書でいうような開通はまったく不可能です。地元住民や裁判を無視したこの意見書に日本共産党は反対しましたが、賛成多数で議決されました。

個人情報保護条例修正案の主な点
1、本人以外からの個人情報収集、個人情報の目的外使用、外部提供を 厳しく制限し、その場合の本人への通知を義務づける。
2、個人情報の目的外使用、外部提供、結合(住民基本台帳ネットワー クシステムで国や全国の自治体と接続している!)で、個人情報の漏 洩のおそれがある時に、外部提供や結合の一時停止をする。
3、市民が、自己情報の目的外使用、外部提供、結合の中止、自己情報 の訂正、削除の請求をできるようにする。

情報公開条例修正案の主な点
1、市民の「知る権利」を明記し、行政の都合で情報を「不開示」にす る範囲を厳しく制限する。
2、開示決定が「14日以内」やむを得ない場合「60日以内」とある のをそれぞれ「7日以内」「30日以内」と短縮する。
3、開示手数料は、市民以外もすべて無料にする。

陳情、議員提出議案に対する各会派の態度   ○:賛成 ×:反対

          陳  情  名
清潔で公正・公平な国民奉仕を貫く公務員制度の確立を求める陳情書 × × ×
環境問題に係る粒子状物質減少装置装着助成に関する陳情書 × × × ×
低所得者の介護保険利用料を5%に引き下げを求める陳情書 × × × ×
低所得者の介護保険利用の支援を求める陳情書 × × × ×
羽村市個人情報保護条例修正案 × ×
羽村市情報公開条例修正案 × ×
首都圏中央連絡自動車道の早期供用を求める意見書 × ×

共:日本共産党(中原、高橋、市川) ネ:市民ネットワーク「いきいき広場」(門間)
民:民主党(馳平) 羽:羽村21(水野) 公:公明党(染谷、桑原、露木、石居) 
  新:新政会(雨宮、秋山、菱田、並木、舩木、佐藤、中根、瀧島、濱中)

市長提出議案に対する各会派の態度 ○:反対 ●:賛成

     議    案
事務手数料条例改正
区画整理業務委託の追加協定
羽村駅西口区画整理業務委託契約