公立福生病院建設にむけての基本構想・基本計画に
患者や家族の質問・疑問に答える専門窓口の設置を
苦情から学んで、医療の改革を
福生病院建設へむけての基本構想・基本計画の中に
患者や家族の質問・疑問に応える専門窓口の設置を
苦情から学んで、医療の改革を
患者の権利促進をどのように進めるかが今日の病院の課題です。徹底した情報公開と患者、家族の質問・疑問・苦情の受け入れとそれらの具体的な解決へ向けての取り組みが必要です。そのような具体的な問題を患者・家族から学び、システムの改善を図っていくことで、福生病院に対する市民の信頼は深まるでしょう。現在日本では病院の中でのシステム作りとその一方で「NPO患者の権利オンブズマン」が東京、福岡、東北、関西などで創設され「患者の権利オンブズマン全国連絡委員会」発足の準備が進められています。
病院の中でのシステム作りで大事な点は、できるだけ病院関係者は除き、弁護士・薬剤や看護、介護保険といったそれぞれの専門家や大学教授、ボランティアの市民相談員などで構成することです。
以上のように「苦情から学んで、医療の改革を」「市民に信頼され頼られる地域病院を」と全国で努力が続けられています。そういう中、羽村の市民が期待している新福生病院の「基本構想・基本計画」が今年の二月に示されました。その中には、病院憲章として「基本理念」と「患者の権利と義務」が制定されています。また「医療防止に向けた取り組み」の考え方も示されています。
しかし、それらを保障するための具体化が示されていません。患者・家族が病院に対して気軽に「ものが言える」状況と関係を作ることです。六月議会でこれらの一般質問(市川議員の質問)に対し、市長は「患者の権利と義務」が明確に記載されている。また、患者の権利について示されている」と答弁し、具体的な「窓口設置」については、現在病院の中にある組織で対応していくと答えました。現在ある組織は病院関係者で作られており、これでは、だれが考えても「苦情から学んで、医療の改革を」「信頼される福生病院を」ということにはならないと思います。
日本共産党の「生活相談」にも医療に対する不満の相談が寄せられます。最近では、「病院で自分の靴がなくなった。」「説明を求めたら、『いやだったら退院してもいいですよ』と言われた」また、「他の患者に聞こえるような大きな声は止めて欲しい」「医者への話しかけは出来るだけよけいな事は言わないようにしている」などがありました。患者は弱い立場ですから言いたいことも言えない人が多くいます。しかし地域病院のよいところは患者のどんな小さな声にも耳を傾け ることができる事です。公立福生病院だからこそ市民を信頼し医療の改革に取り 組むことが出来ます。日本共産党市議団は「市民に信頼され、安心して受診でき、 質問・疑問に積極的に取り組む福生病院を」を求めていきます。
世界保健機構ヨーロッパ会議が採択した「患者の権利の促進に関する宣言」
1994年3月28日〜30日アムステルダムにて
患者が自己の権利が尊重されていないと感じる場合には、苦情申し立てができなければならない。裁判所の救済手続きに加えて、苦情を申し立て、仲裁し、裁定する手続きを可能にするようなその施設内の、あるいはそれ以外のレベルでの独立した機構が形成されるべきである。これらの機構は患者がいつでも苦情申し立て手続きに関する情報を利用でき、また独立した役職の者がいて患者がどういう方法をとるのが最も適切か相談出来るようなものが望ましい。
患者は自分の苦情について、徹底的に、公正に、効果的に、そして迅速に調査され、処理され、その結果について情報を提供される権利を有する。
新福生病院の考えかた=公立福生病院 基本構想・基本計画より
+設置場所は? 現在地での建て替えとする。 +建設期間は? 平成15年度に基本設計・平成16年度に実施設計・平成17年度内に建設工事に
着手・平成20年度に完成予定。 +診療規模は? 一般病床350床以内。 +診療科目は? 内科、外科、脳神経外科、産婦人科、小児科、整形外科、耳鼻咽喉科、眼科、放射線科、皮膚科、泌尿器科、神経科、麻酔科、リハビリテーション科、循環器科、以上の他に、検討している科として、呼吸器科、歯科口腔外科、その他の科。+規模は? 一日の想定外来患者数は約1000人。
+患者の権利と義務 どのような病気の場合も、必要な医療を公平に受ける権利があります。十分な説明と情報を受け、自分の意思で医療を選ぶ権利があります。個人情報の秘密は保護される権利があります。人間としての尊厳が尊重されながら医療を受ける権利があります。(一部抜粋)