羽村民報 No.671 2003.8.3

核兵器廃絶、平和の思い集めて

   原水爆禁止2003年世界大会が目前

平和行進羽村を通過
 核兵器廃絶と世界の平和のルールの確立をかかげて開かれる原水爆禁止二〇〇三年世界大会(八月三日〜九日)が目前に迫りました。
 五月十一日、北海道礼文島を出発した国民平和大行進は、青森、秋田、山形、新潟、長野、山梨を経て、七月二十三日東京に入り、二十五日、羽村を通過しました。
 羽村市役所前で行われた出発集会で、北村企画部長から並木心羽村市長の激励のメッセージが紹介され、福生市民会館前の公園まで、約五十人が元気に行進しました。
 この行進は二十九日に上野東照宮に他のコースとともに集結しました。

横田基地が核出撃の拠点に・・・
核兵器部隊の配備を示す機密電報

 一九七〇年代初めに米軍横田基地に核兵器使用にかかわる専任部隊が配備されていたことを示すアメリカ政府の機密電報が、非核の政府を求める会の新原昭治氏の調査で明らかになりました。
 この電報は、横田基地に核爆弾の起爆可能連鎖装置(PAL)を専門に扱う「マネージメント・コントロール分遣隊(MCD)」を配備していたことを示しています。
 横田基地では、一九七八年に不破哲三書記局長(当時)が米軍機密文書をもとに暴露した核兵器重大事故演習「ブロークンアロー」が、八〇年四月十日東京平和委員会の横田基地監視行動班によって目撃されています。(左写真)
 ライシャワー元大使やラロック元米海軍少将などの証言にもあるように、核兵器がいつも在日米軍基地に持ち込まれていましたが、今回明らかになったのは、横田基地には核攻撃の最終段階ともいえる、核兵器を起爆可能な「生きた」状態にする部隊が存在していたという衝撃的事実です。
 核兵器の先制使用をいってはばからないブッシュ政権のもと、都民が核戦争に巻き込まれないためにも、核兵器廃絶と横田基地の撤去が大きな課題となっています。