羽村民報 No.679 2003.10.12

羽村市環境基本計画に基づき 粗大ゴミの再生品の積極的利用を

青梅市のように家電製品の再生品の利用を行うべき

  九月議会の市川えい子議員の一般質問の要旨をお知らせします。
「まだ使えるけど必要なくなった。リサイクルセンターに持っていったら目の前で壊された。ほしい人がいるのでは。」 (市民の声)

 羽村市では家具と剪定枝の再利用は可能な限り行っていますが、家電リサイクル法に基づく製品以外、例えばラジカセ・こたつ・扇風機・ステレオなどの製品については再生品の利用を積極的に行っていません。公共施設でわずか利用しているだけです。青梅市では、「個別収集でのゴミの回収をはじめたところ、市民の方が今まで大事に使ってきたと思われる家電製品がきれいにして出されるようになった。それを見たとき、再利用をすべきだと思い他の自治体に視察に行き研究した。」と担当は話されました。そして、十年過ぎたけどいままで事故はなく、不都合があればすぐ取り替えるそうです。

(市長の答弁) リサイクルセンターに持ち込まれる電気製品等で再使用可能な家電はごく僅か。壊れた家電を修理して販売することは、販売後の事故等の可能性があり販売する考えはない。家電製品以外のものについては最大限の資源化が図られるよう研究していく。

 市民には協力を求めながら、「考えはない」の答弁は市の基本方針からも矛盾します。市は「知恵」を出すときです。
市の長期総合計画、実施計画、環境基本計画、一般廃棄物処理基本計画でも、ゴミのリサイクル製品の販売と分別・減量が明記されています。少なくとも市は市民の家電製品の再利用については、「研究」すべきです。
方法はいくつか考えられます 
青梅市のように「シルバー人材センター」の経験豊富な人に頼んで、まだ利用可能な製品を選んでもらって修理する。
業者と相談する。市内を業者が車で回って持っていってくれると言う商売があり ます。業者によっては無料の場合、または処分費用を市民が払う場合もあります。 いずれにしても、それらの業者との相談することで家電製品の再生品の利用が可 能になるならば有り難いことです。
市内のリサイクルショップ店との相談で使用可能かどうかを見てもらうと言うこ とも考えられます。
「リサイクルセンター」での常時販売を行うべきでは
 リサイクルセンターが建設された目的の一つは、「粗大ゴミの可能な限りの修理で再使用の利用を図る」としてこのセンターで修理・展示・販売が目的だったのではないでしょうか。今、狭くなってその場所が取れないと言う事実は理解出来ますが、今後センターでの常時販売も研究すべきです。

(市長の答弁) スペースがない。人件費がかさむ。場所が市の中心から離れている。以上の理由で実施は難しい。

採算だけの循環型社会はあり得ません

センターにわずかでも持ち込まれるのならば全部捨ててしまうのでなくそれを生かすべき。
との再質問に市は次のように答弁しました。
 捨てるという表現は誤解を招く。センターでは鉄分として回収している。リユースの点では「製造物責任法」の関係もあり、つまり記憶に新しいと思うんですがテレビが燃えまして法律がでできたんですが絶えず責務を負う訳です。市長が。そういう風にしてまで、市としてそれを修理して市民に販売する。まして、又修理してすぐ壊れればそのトラブルは全部市の方にかえってきます。販売する責任においてはですね。
つまりそこまでのことを行政がする気はありません。
それからリサイクルセンターで販売に努力すべきということですが、今、すぐ市役所の隣であれだけのものを常時販売しているわけです。それを更にあそこのリサイクルセンターの所に職員の人件費をかけてそれで常時展示をして、それが成り立つというふうには考えていません。少なくとも、常時そこの市役所のとなりに来ればですね。それなりの家具がそろって羽村市のリユースのルートというのは基本的には回っている。