羽村民報 No.681 2003.10.26
羽村市九月議会で高橋みえ子議員が行なった保育行政に関する一般質問の要旨をお知らせします。
羽村市の計画している 「認証保育園の設置支援」と「市立保育園の民営化」について
少子化傾向が続いていますがそうした中でも保育需要は高く保育園の充実が求められています。ところが羽村市は「羽村市地域福祉計画」の中で「認証保育園の設置支援」と「市立保育園の民営化の推進」をうたっています。これは保育水準の後退につながらないでしょうか。
高橋議員は、市が認証保育園にどんな支援をしているのか質問しました。また、羽村市の四つの市立保育園は、民間委託ではなくいっそうの充実で公立としての役割を果たすべきだと考えますが、羽村市の考え方について質問しました。
いま羽村市が力をつくす方向は
子どもは社会の宝として大切に育てられなければならないと思いますが、羽村市のめざしている方向は、本来自治体が行なうべき福祉を、コスト削減の名目で民間へと切り捨てているように思えます。
高橋議員は、いま羽村市が力をつくす方向は
○市立保育園の充実
○私立保育園への必要な援助
○認証保育園については、これを積極的に増やすのではなく、保育水準の向上や、高い保育料などについて助成し、水準の高い認可保育園へと移行できるよう援助すべきではないか。
と質問。市長の見解を問いました。
「市立保育園の民営化はさらに様々な角度から検討」と市長
市長は「認証保育園は適切な保育水準と多様化するニーズに応えることができる保育所」であり、設置希望者に対して必要な情報の提供や、運営費の補助を行なっている、などと答弁しました。
市立保育園の民営化については、「保育サービスの更なる充実や保護者の理解を得ることが重要なことだと認識しているので、実施にあたっては、今後、さらにさまざまな角度から検討しなければならないと考えている。」と答弁しました。
高橋議員は、市立保育園の民営化については、保護者などから心配の声や反対の声が上がっていることから再質問で「『十五年度検討、十六年度委託先の検討等、十七年度実施の考え』があると聞いているが、羽村市庁内で民間委託検討委員会のようなものは立ち上がっているのか。」と質問しましたが「立ち上げていない」との答弁でした。
「いま羽村市が力をつくす方向は」について市長は「児童福祉法の基本理念に基づき、新たな時代にふさわしい子育て環境を整備することを目標としてきた」と延長保育、休日保育、病後児保育などの例をあげましたが、公立の保育園の役割を果たすことについての答弁はありませんでした。
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羽村市の保育園 市立保育園は 四園 私立保育園は 八園 認証保育園は 二園 |
認証保育園とは 認証保育園は、東京都が独自の認証基準を設定していますが、認可保育園ではありません。保育士も一人だけいればよく、部屋の広さも国の基準の四分の三でもよく、補助金も少ないので保育水準の維持が難しく保育料が高いなどの問題が指摘されています。 |
児童福祉法は |