羽村民報 No.684 2003.11.23

米軍への「思いやり予算」削減を

イラク戦争の拠点・米軍基地は撤去を

高橋みえ子議員は九月議会で「米軍基地の撤去」等、一般質問しました。要旨を紹介します。

在日米軍基地は日米安保条約十条の手続きで一年後に撤去できます。
 イラク戦争の民間人死者は八月二十六日現在少なくても六一一三人、最大で七八三〇人と、英米研究者団体が発表しています。
 この無法な戦争をおこしたのはアメリカであり、在日米軍約一万人が参戦したといいます。
 戦争を放棄した日本に戦争の出撃拠点がおかれているのは許せません。
 日米安保条約第十条は、【一方が条約を終了させる意思を通告すれば、この条約は一年後に終了する】としています。日本政府の通告によって日米安保条約を廃棄し米軍基地を撤去させるように、米軍基地を抱える首長としてあらゆる機会に頑張っていただきたい、と高橋議員は質問。
 市長は、「米軍基地の存続は国が決定していくもの。市長として米軍基地の撤退を国や米軍に働きかけていく考えはない。」と答弁しました。

蝶ネクタイや豪華米軍住宅など「思いやり予算」は削減を!
 米軍への「思いやり予算」を減らすよう国に働きかけていただきたいが、市長の見解は。と高橋議員は質問しました。
 市長は「思いやり予算については、日本とアメリカの政府で決定すべき事項。地方自治体の長が関与するのは難しい」と答弁。
 

思いやり予算とは・・・・
 日米地位協定上も米側が払うと決められている在日米軍駐留経費を、「思いやり予算」と称して、日本が負担しています。
 当初の一九七八年は六二億円だったものが、二五年後の二〇〇二年には二五〇〇億円に、実に四十倍にもに急膨張しています。
 「思いやり」の内容は、一戸あたり一三八平方メートルもある、しかも光熱水費も日本負担の高層住宅、プールや照明つきの野球場、ショッピング・センター、一八〜二五人学級で日本より広い教室の学校、タキシードや蝶ネクタイまで負担しています。

 

赤旗しんぶん投稿欄「みんなのアンテナ」より 
 TBSテレビ、十一日、「世界バリバリバリュウ」で米軍横須賀基地を取り上げていました。「日本人立ち入り禁止」の基地内には小・中・高の学校、病院、映画館などなんでもあり、デパートの商品はすべて無税で値段も本国の半分。住宅も広い敷地にあり、あらゆる設備が備えられ、水道・電気・家賃などは無料です。四人家族の場合、食費など月三万円ほどの自己負担で快適な生活が保障されるという実態を紹介しました。ところが、クイズ形式のお笑い番組で、米軍へのあこがれを誘うように、ごまかしていました。 
「思いやり予算」など日本側の膨大な負担には一言もありませんでした。このような内容こそ、ニュース 集で真正面から取り上げるべきです。