羽村民報 No.686 2003.12.7

羽村市議会厚生委員会 無断欠席問題市民の納得が得られる決着を

読売新聞などに報道された羽村市議会厚生委員会の視察問題について、日本共産党市議団はどういう対応をしてきたか質問がよせられているので、お知らせします。

市民の立場つらぬいた日本共産党

厚生委員会視察で何がおきたか 十月十五日〜十七日 
 羽村市議会厚生委員会は十月十五日〜十七日、二泊三日の日程(費用は一人あたり約十万円)で、環境問題や生活習慣病予防活動について研修するため、北九州市や福岡県久山町の視察を行いました。ところが、十六日 菱田議員が九時の集合時間に現れず、連絡がとれないまま久山町の視察を無断欠席しました。

日本共産党が新政会会長に申し入れ 十一月五日
 日本共産党は監査委員を務めている菱田議員が公費を使った視察を無断欠席するなど言語同断であり、市民から見て納得いくような決着をつけるべきと考え、十一月五日に新政会代表の秋山議員に「監査委員の辞職、視察費の返還を菱田議員に勧告するなど、新政会としての決着を」求めました。

川崎議長に申し入れ 十一月十日
 十一月十日には川崎議長に会い、@監査委員の辞職 A視察旅費、宿泊費の返還 B常任委員会の行政視察を当分の間見合わせること を求め、責任ある対応をしない場合は後日文書で申し入れることを明らかにしました。

川崎議長うやむや「決着」を提案 十一月十九日 全員協議会
 十一月十九日 全員協議会で川崎議長から「新政会として厳重注意し、本人も深く反省しているのでこれで決着したい」と日本共産党のこれまでの申し入れをまったく無視して収束を図ろうとしたので、日本共産党は納得せず、全員協議会終了後ただちに議長に文書(下)で申し入れをしました。その日の十二時ごろ、読売新聞の松田記者から、取材の申し入れがあったので、申入書をFAXで送り、取材に応じました。

読売報道に反響
 十一月二十日、読売新聞多摩版に記事(裏面)が載り、議会事務局に市民からの抗議が多数?よせられた模様。

視察費の返還を検討
 「反省」だけのうやむや決着を川崎議長が提案し、多数の議員が了承したものの、市民の批判の声に押された形で、視察費の返還を検討しはじめた模様。菱田議員は「視察費の精算をしてもらい、参加しなかった分を自己負担したい」と語っているようです。

厚生委員会視察の件についての申し入れ
 羽村市議会議長 川崎明夫様
  二〇〇三年十一月十九日
                         日本共産党羽村市議団
 十月十五日から十七日まで行われた羽村市議会厚生委員会の行政視察で、十六日の久山町の視察を、菱田楢樹議員が欠席した件については、これまで、厚生委員会や会派代表者会議で菱田議員から釈明が行われてきましたが、当日午前九時の集合時刻から、午後四時、博多都ホテルで委員会一行とおちあう時刻までの七時間の行動について依然として不明です。
 議会と委員会で議決し、公費を支出しての行政視察において、かかる事態を引き起こしたことは大きな問題であり、しかも市民の税金が適正に使われているか監視する立場にある監査委員がかかる行動を起こしたことは、議会に対する市民の不信感を募らせることにつながり、極めて重大であると考えます。
 川崎議長は、菱田議員の所属する新政会と連立会派を組み、議員総会において、新政会の支持で議長予定者に当選し、議長に選ばれており、しかも厚生委員会の視察にも同行しているので、左記の私たちの要望事項もふまえて責任をもった対応をするように申し入れます。
          記
一、菱田議員が自ら、監査委員の職を辞すよう促すこと。
二、菱田議員が自ら、今回の視察旅費、宿泊費の返還をするよう促すこと。
三、菱田議員を監査委員として認めた議会としても反省し、委員会の行政視察を当分のあいだ見合わせること。
四、議会の役職決定が最大会派である新政会の主導で行われ、必ずしも適材適所となっていなかった。今後の役職決定のあ り方を改革すること。