羽村民報 No.709 2004.6.13

多摩川を市民のいこいの場として充実を

多摩川は水と緑が豊かで、市民のいこいの場として親しまれています。散歩している人にうかがうと「川ぞいの遊歩道が羽村堰や阿蘇神社のところでとぎれている。安全に一周できるようにしてほしい」「羽村市では『川をきれいに』といっているのに対岸から汚い水が流れてきたりする。清流を守って欲しい」といった声がよせられます。多摩川・羽村堰周辺がこどもからおとしよりまで、だれもがいっそう親しめるよう充実されるようにと中原議員が行った一般質問と市長、教育長の答弁の要旨をお知らせします。

案内板の設置を

中原 案内板の設置はいつごろになるか
市長 羽村駅、小作駅から羽村堰や根がらみ前水田に至るルートを設定し、今年十一月から十二月頃設置を予定している。
 郷土博物館や草花丘陵のある右岸の案内板についても現況に即した形で、年次計画をたてて設置していく予定。
中原 右岸の案内板設置の見通しは
部長 右岸は二十基ほど考えており、予算の余裕があれば今年度から、3年くらいかけて設置したい。

遊歩道の整備を

中原 左岸、堰下橋、右岸、小作取水堰と一周する遊歩道の整備の見通しはどうか。
市長 第四次長期総合計画のなかで「多摩川・羽村堰周辺の保全と活用」として位置づけ、多摩川に沿ったルートを計画し、整備を進めているが、左岸では羽村取水堰第一水門上の通過や、右岸では大荷田川部分と通称「丸山下」の通過など、それぞれ人の通行や安全対策等に問題がある。これらの解決に向け、東京都水道局や国土交通省京浜河川事務所に再三要望しているが、現状では難しい状況。しかし、引き続き強く要請していく。

多摩川の水質保全を

中原 ときどき、大腸菌など環境基準を上回ることもあるようだが水質保全のとりくみはどうか。
市長 昭和五九年度に青梅市から大田区までの多摩川流域十九区市により「多摩川水系連絡協議会」を設置。毎年二回、多摩川及び関連河川の水質合同調査を行い、報告書を作成、公表している。また、構成区市と東京都で、調査方法、調査結果、水質保全対策などを協議し、多摩川の水質の向上と浄化を図っている。

自然観察ガイドブックの作成を

中原 多摩川・羽村堰周辺の野草、野鳥、樹木、魚類、水生生物など比較的目にしやすいものを、携行しやすい小さなパンフレットにまとめたものを作成してはどうか。また、十年〜二十年ほど前に教育委員会で発行した「はむらの植物ガイド」「はむらの野鳥ガイド」「はむら水の生きものガイド」など改訂・増補版を出す考えはないか。
教育長 これらのガイドブックは発行してからすでに十年以上経過しているので改訂版の発行について検討する時期にきていると考えている。教育委員会としては、調査計画・発行計画の年次計画を立てて、市民の協力と参加を得ながら、再度、市内全域の実態調査等をおこない、様々な利用方法を考慮に入れて作成していきたい。
なお、「自然観察ガイドブック」の作成については、各種のガイドブックの改訂版と併せて検討していきたい。