2006年2月19日 No.788

ゆきとどいた教育はみんなの願い
  羽村市も少人数学級の検討を

 ゆきとどいた教育はみんなの願いであり、少人数学級が教育的に優れていることは識者をはじめ多数の方々が認めているところです。
 学級編成については現在、都道府県が権限を持っており、45道府県は既に少人数学級に踏み出しています。国の調査研究協力者会議の報告でも、学校と区市町村の判断による学級編成を提起しています。高橋議員は12月議会で、「羽村市も少人数学級の実施に向けた検討をすべき」と一般質問しました。要旨をお知らせします。
少人数学級 45道府県で実施されています
         未実施の東京都や国に要請を


高橋 東京都はこれまで40人学級に固執してきた。が、さきの都議会では「小学校低学の少人数学級実施については、組織的に取り組むことが重要」「基礎学力の向上に配慮して、きめ細かな指導を行っていくためには、少人数指導の充実に努める必要がある」「都教育委員会としては、今後も国の動向に注目していく」などと答弁している。

 羽村市として、東京都にたいし、少人数学級の実施に計画的に踏み出すこと、そのための教員の増員を要請すべきではないか。国にたいしては、学級編成基準を40人未満に変更し、少人数学級を財政的に保障するよう、要請すべきではないか。

教育長 05年10月、国の教員配置等の在り方に関する調査研究協力者会議から「今後の学級編成及び教職員配置について最終報告」が出された。この報告書によると学校教育の充実を図る方策として、個に応じたきめ細やかな対応、学校現場の判断が尊重される体制作り、区市町村における学級編成の弾力化等についての必要事項が報告されている。

 この報告を受け、文部科学省は今後検討するということだが、具体的な内容は示されていない。市教育委員会としては、これまでも東京都の編成基準に則し対応してきたので、その動向を注視していく考えで、国及び東京都に対し要請等の働きかけは考えていない。
羽村市でも少人数学級の実施に向けて検討すべき

高橋 都内のある区では少人数学級について、「弾力的な運用が校長や区教育委員会で制度上できる方向性も出ているようなので、早ければ19年度4月を目途にできるという感触は若干ある」と述べている。三多摩の中でも、独自に小学1年生について、入学当初から学校生活に適応できるよう生活指導補助者を配置しているところもあり、さらに少人数学級についての研究や検討を始めているところもある。
 少人数学級の実施に向けて羽村市でも検討すべきではないか。

教育長 現在、各学校で実施している少人数指導においては、習熟度ごとにクラス分けを行うなど、人数にも柔軟に対応しており、学習効果を高められるよう取り組んでいる。
 今後も、少人数指導の教員加配の確保を図るとともに、その指導方法や内容の工夫・改善に努めていくことが重要であると考えている。

 また、羽村市でも昨年度まで生活支援員を各学校に配置してきたが、今年度より、「羽村市公立小学校学習サポーター」を各小学校に1名配置し、よりきめ細かい学習指導ができるよう対応している。各学校からは、「一斉指導で理解が不十分な児童・生徒への支援ができる」「算数習熟度別授業の授業改善に役立つ」などの報告を受けている。

 さらに、教育委員会では、近隣に所在する大学と連携・協力を図り、教育活動の実習である「スクールインターシップ」制度を取り入れる等している。
 このように側面からの支援施策を展開しているので、現在、少人数学級についての検討をする考えはない。
同じ「少人数」でも、学級規模を小さくしてこそ、子どもが楽しく学ぶことができるー。

と文部科学省の調査で明らかになりました。学級の枠を外した習熟度別指導では、子どもたちどうしで教えあうような関係もできにくい、との声もあります。楽しく学べる少人数学級を実現させましょう。

 

鈴木たくやさんが通学路をチェック

武蔵野小学校が通学路の点検を行い作成した「地域安全マップ」が、保護者に配布されました。

 鈴木たくやさんはさっそく、高橋議員と現地を見てまわり、信号待ちのスペースが狭くて危険、路側帯の白線が消えている等の改善を市に申し入れました。

 

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