羽村民報 2001年2月11日  NO.558

東京都は2001年度予算案で乳幼児医療費助成制度拡大の予算を盛り込みました
都民の運動と日本共産党の提案で実現

対象年齢を就学前までに広げ、所得制限の緩和
 東京都は1月24日、2001年度予算原案を発表しました。その中で「乳幼児医療費助成制度」の対象年齢を、現行の5歳未満から義務教育就学前まで引上げ、所得制限も大幅に緩和する方針を盛り込みました。今年の10月から実施する予定です。
 都の予算原案によると乳幼児医療費の助成は、今年度比34億8200万円の増の83億800万円。助成の対象者は、今年度約21万人だったのに対し、対象年齢の引上げと所得制限(夫婦とこども二人の場合)を年間433万円未満から596万円未満に引上げ、46万人に倍加します。
 乳幼児医療費助成の拡充は、新日本婦人の会が署名運動をすすめるなど、子育て世代を中心とする多くの都民が待ち望んでいたものです。
 日本共産党都議団は、1987年3月都議会で提案してから以来13年にわたって毎年のように条例提案をして実現を求めてきました。実現した94年1月からは、制度の拡充を求め続けてきました。
羽村市も東京都の方針を受け、10月からの
実施に向け、ただちに制度拡大の具体化を 

 2000年12月定例議会で市川英子議員は、「乳幼児医療費助成の拡大を」との一般質問を行いました。一般的に考えると乳幼児を育てている家庭は若い層です。収入も多いとはいえないのではないでしょうか。都の労働経済局が調査した「中小企業労働者の年間給与」によると、20代前半で300万円、後半で383万円、30代前半で459万円という年収です。その中でも母親が子育てに専念している家庭では、「こどもが病気をすると医療費のことを考えてしまいます」という声が寄せられています。子育てしやすい条件の整備が必要です。市川議員は、
一、対象年齢の引上げと所得制限の撤廃。せめて零歳児はただちに行うべき。
二、収入が前年度と比較して大きく低下した世帯や、一時的に無収入世帯への緊急対策を要求しました。
市は「都に要望している」と答えました。
 都が医療費助成の制度拡大の予算を計上したのですから、羽村市もただちに拡大の具体化を行うべきです。

こどもは突然熱を出すということがよくあります。それが給料日前などではついお財布の中を見ます。お金の心配がなく子育てができれば、本当に嬉しいです。
       小作台 主婦